レーサー山崎信介のブログ ~WING BREEZE~

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ベルギーGT選手権BRCC参戦

この度4月26~27日に行われるベルギーGT選手権、Belgian Racing Car Championship開幕戦に参戦します。
マシンはフォルクスワーゲン・シロッコのボディをベースにしたシルエットGT(中身はレース専用に設計されたもの)で、NISSAN製V6 3,5Lエンジンに6速パドルシフトを備えたGC V6 CUPと呼ばれるものです。

事の発端は、自分が'04年にヨーロッパ選手権に参戦していた頃のベルギー人チームマネージャーとの、Facebookを通じてのやり取りでした。
当時、彼は日本から参戦していた僕を色々と世話してくれ、ベルギー戦の際は彼の部屋を僕に提供してくれたり、チャンピオン争いしながらも予算の問題で最終戦を欠場せざるを得なかった時は、オーナーに掛け合って何とか参戦出来る様にしてくれました。

初めて自力で毎戦ヨーロッパへ通っていた僕は、語学力を始め色々と不安だらけでしたが、彼の行動から自分の想いがしっかり伝わっていた事に自信が持て、その後の海外活動や自分自身の考え方に大きな影響を与えてくれました。

そんな彼も以降はレースから離れ、スロバキアに移り別の事業をしていると聞いていたのですが、3月下旬になりFacebookを通じてレース関連の記事を載せているのを見つけました。
レースに戻ってきたの? と祝福を兼ねて確認してみると、今年から新しいマシンを走らせるところで成績を残せる人を探していて、良いオファーを提示出来たらベルギーでのレース参戦は可能か? との返事が返ってきたのです。
現在大きなスポンサーを持たない僕は半信半疑でしたが、話を聞いてみると本当に現実的な条件で、開幕戦に出て本来の走りをしてくれれば、現地で次に繋がる様に全力で働き掛けるとも話してくれました。

又と無いオファーに胸躍りましたが、海外遠征という事もあって現状ではサポートを見つけないといけない、しかし時間が無い為チームも返事を長く待てないという嬉しくも難しい状況に陥りました。
条件を整えてから参戦を決めるという選択は可能性に乏しく、のちに後悔してしまうと感じた僕は、リスクを覚悟した上で先に参戦を決意しました。

そこから全力で体制作りに励みますが、そう簡単には進まない状況にいた折、友人からFacebook等の活用を提案されます。
頻繁に活用していない自分としては戸惑いもありましたが、現状を知る友人からの勧めで、皆さんが出来る範囲での支援プロジェクトを立ち上げました。
すると日頃お世話になっている方々は勿論、ご無沙汰している方々からも反響が多く、それが積み重なりみるみる大きな支援の力になっていきました。

想像を超える反響に一つ共通していること、それは皆さんの支援一つ一つに強い思いが込められている事です。
支援者の名前を見て思い返すと、皆さん決して余裕があるわけではないのですが、人生における挑戦というものをとても大事にしていて、自分のレースを通じての挑戦に強く共感して頂いている方達でした。
自分の思い過ごしかもしれませんが、この支援と思いを頂く度、胸に熱いものが込み上げてきます。

そしてもう一つ望外だったのは、以前共にレースをしたシンガポールの仲間からの支援でした。
報告を兼ねて彼らに連絡したところ、状況を知った一人がSNSでコミュニティを作り、支援を募る声を上げてくれました。
多くの仲間が支援の気持ちを持ってくれた様で、一人が声を上げた事がきっかけとなり皆に波及し、あっという間に沢山の支援を集めてくれました。

日本人がベルギーで行うレース活動に、シンガポールから沢山の支援が届くなど全く想像出来ませんでした。
自分もある程度歳を重ね、自分の事はそれなりに把握しているつもりでしたが、自分がどれだけ有り難い仲間に支えられているのか、まだまだ勉強不足だったと思い知らされました。

4月に入ってからこの様な経緯で話が進み、あっという間に2週間が経ち、渡欧まであと4日となりました。
ここまでお話した様に、今回の話は今までの日本、ベルギー、シンガポールでの経験、繋がり全てが揃わなければ成し得なかったものです。
しかしレースとは時に非情なもので、多くの思いを込めて準備してきても、避けられないマシントラブルやクラッシュ等のリスクをゼロには出来ません。

そういう状況の中でも絶対的なものは何か? 自分が今まで15年以上レース活動をしてきた中で感じた事は、どの様な覚悟、決意を持ってレースに臨めるかだと思います。
現在、準備の為に慌ただしくしていますが、不思議なことに気負いはありません。
皆さんから沢山の支援の思い、現地からのサポート体制の知らせが、僕をこの様な気持ちにしてくれているのだと思います。

現地に着けばやるべき事はシンプルです。レースウィーク中は一つ一つの出来事を大切に感じ、今まで培った経験全てを活かして走ります。
遠い地ではありますが、出来る限り近況をアップして、自分の挑戦を皆さんと共有出来ればと思います。
まだレース前ではありますが、これまでの皆さんからのご支援、ご協力にこの場を借りてお礼申し上げます。
有難うございます。

山崎信介

BRCC Website: http://www.brcc.be/

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